うちのこや物語やゲームやその他諸々の覚え書き

怪士(アヤカシ)

概要


この世界で生まれた力あるものの総称
鬼の骸たる大地から染み出た力が宿ったもの達

生き物を依り代としているものが多く、まれに植物や鉱石などの自然物、人工物に宿ることもある
この世界で生まれたあらゆるものに宿る可能性があり、後天的に転じるものも存在する

人々に恵みをもたらすもの【神鬼(シンキ)】
人々に畏れられるもの【鬼神(キジン)】

字面からもわかるとおり、神と鬼は表裏一体であり

神鬼は人の想い――願いや信仰といったものをうけて生まれ落ちる
そしてそれらを自らの糧としてその身を保っている
そこから溢れた力は神の権能として現れ、信仰するもの達に恵みを与える

鬼神は人の想い――呪いや畏敬といったものをうけて生まれ落ちる
そして畏怖の心や魂を食んでその身を保っている
これは自我・意識のレベルが高いほど効率が良い――つまりは人を食べるようになる

故に人々に忘れ去られ信仰を失った神は鬼に堕ち、信仰を得た鬼は神へと神上がる

人に忘れ去られぬため、人を襲い、恐怖によってその名を刻みつけようとした
――祟り神などとよばれるものも存在する
それほどまでにこの法則は絶対的である

神鬼


真名を持ち、祭りあげられるもの達
多くの場合、社を構えそこに住んでいる

依り代となったものに関する形を取ることが多く、その姿は千差万別
決まった形というものはない

共通する特徴として【第三の目】と呼ばれる文様が身体のどこかに存在する
これは神として目覚めた証でもあり
これが開くと自身が神として目覚めたことや力について漠然と理解するといわれている

また無辺の力の他、人に願われることでそれを叶える力【権能】を持っている
これは信仰される度合いによって力の強弱が変わり、一柱につき一つとは限らない
 角割
鬼神であっても信仰を得ることで神鬼になることは可能である
これはほとんど生まれ変わりに近いらしく、鬼の頃の記憶は漠然としており覚えていないものも多い

鬼神であったころの名残として折れた角やその跡を持つ場合がある

このように鬼から神になったものを角割(ツノワレ)などと呼ぶことがあるがこれは蔑称にあたる

鬼神


真名を持たない(忘れられた)もの達
多くの場合、自由奔放に生きている

依り代となったものに関する形を取ることが多いが、決まって角が生えている

この角は単純な力ではけして折ることができず、何らかの概念、法則が働いていると思われる
これを失ったとき鬼神は鬼として死ぬこととなる

神鬼のような権能を持たないが身体的な能力が神鬼よりも圧倒的に高いものが多い
そして信仰という縛る力がないためかよりうまく無道の力を使うことができる
 無顔
神鬼が権能を維持出来ないほど信仰を失った場合、鬼神へ堕ちる

このとき神鬼の特徴であった第三の目が消え、新しく鬼の特徴である角が生える

そしてどこか現れた仮面を身につけるようになる
これは自らの顔を忘れてしまったということらしく、実際に神鬼であった頃の記憶のほとんどを失ってしまっている

この仮面は外すことはできても捨てることができない
また鬼の角と同様に単純な力では破壊できす、したとしてもすぐに元に戻ってしまう
これもまた何らかの概念、法則が働いているようである

このように神鬼から鬼神に堕ちたものは無顔(カオナシ)などと呼ばれることがある

ヒト


この世界に生まれ、信仰を持つ、特別な力を受け継がなかった普通に生きる人々
世界の大多数を占める

基本的に神鬼を信仰し、その恩恵を生活に役立てて暮らしている

神鬼/鬼神にはけして敵わない程度の力ではあるが
神鬼が作り出した器物【真器(アーティファクト)】や
神鬼/鬼神の骸と言われる【神器(レリック)】も数多く残っており
これらを用いて神鬼/鬼神と渡り合ってきたといわれている

また、中には異人との混血や、遙か昔に鬼神の血を受けた先祖返りと行った特例も存在する
彼らは【気】と呼ばれる力を用いて超常的な力を発揮する

これらは国府が管理しており、その多くは警察機構の一部【陰陽寮】に所属している

現代でも鬼神や祟り神、鬼が暴れることがあり
その際は彼らがかり出されるのだが、それでも神鬼/鬼神への対処は容易ではなく
彼らが奉る神やその係累に応援を要請することで何とか秩序を守っているというのが現状である

なおヒトという分類ではあるが、獣人などの亜人やこだまのような精霊の類いも存在する
彼らもまた等しくヒトである

異人


異世界からの来訪者
またはそれらとの混血児達

エルフや竜人や機人、無機生命体、情報生命体など
この世界にはない力を持っているものも多く、外見一つとっても多種多様である

元々この世界に龍種は存在しなかったが、現在では龍の神鬼も存在する
仙狐の類いに至っては最初期に交わった種であり、そのこと自体を覚えているものもすでにいない

このように、融和も進んでおり、ヒトとして扱うか異人として扱うかあやふやなものも多い

そのような状態であるため現在では『外人さん』程度の感覚で取られることが多い

邪鬼

余分に溢れた力から自然発生的に生まれるもの
神鬼/鬼神へのなり損ない

そのほとんどが自我を持たず獣のように行動する
自然物などにとりつくことが多くそのほとんどは異形である

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