最終更新: amino_dopple 2022年06月30日(木) 14:56:13履歴
神鬼/鬼神が持つ、世界に自分を押しつける――なんらかの概念を無視して振る舞うことができる力
結果として
『制限の無効化』『因果関係の阻害』『矛盾のつじつま合わせ』『相反する結果の発生』『0\∞の代入』
といったことが起こる
上記のようにあくまで特定の概念を無視するだけなので
関係する概念を自由に操作するというような能力とは趣が異なる
効果範囲は概ね狭く、自身とその周囲――広くても10m程度、一次作用までなどが大半である
また無辺無道の影響を受けた物体は離れると効果自体は解除されるが
無辺無道の影響で有り様がねじ曲がったものは影響範囲外に出ても元に戻らない
ex.寒冷を無視する:
・寒さによる自身への影響の無効化
・より温度が低下するといった結果の妨害
・寒くない=暖かいという結果の発生
気温を自由に操ったり高温を発生させる能力ではない
しかし、冷えることを阻害した上で熱を与え続ければ高温を作ることは可能と思われる
これはすべての祖である鬼の骸――大地から染み出た力であり
一人の鬼、無縫が持っていたものの一部である
故に同じ能力は二つとない
また原則として二つの能力を持つということもない
ただしその力を持ったものが死ねば、新たに生まれる神鬼/鬼神が同じ力を持って生まれることはあり得る
鬼神が使うものこそ本来の力であり、神鬼の使う能力はかなり制限されたものになっている
これは神鬼では理性や信仰といったものが邪魔をして効果を十全に発揮することができないのである
そのため基本的に強力な権能を発揮する神鬼ほど無偏無道が弱化する傾向にある
同質、または相反する能力がぶつかった場合
鬼神と神鬼ではほとんどの場合において鬼神側が勝利する
鬼神同士、神鬼同士では無辺無道の習熟度、そして精神力がものを言う
神鬼が使うものを【無辺】、鬼神が使うものを【無道】と呼び分けることがある
- 限界を無視する力
- あらゆる限界を突破する、制約を受けない力 ただしこれ単一では鍛えれば鍛えただけ強くなる程度の能力にすぎない
- 過程を無視する力
- 原因から結果へのスキップ 成功、達成する要因がなければ結果はそれに応じたものになる
- 離別を無視する力
- 離ればなれになったものを一つのものとして扱う力 割れた茶碗に湯を注いだりできる 離れすぎていると無理
- 結合を無視する力
- 結びつきを切り離す力 分子結合から結界、縁にいたるまで 単一のものであれば切断できない
- 死を無視する力
- 力を行使する限り死なない能力 能力解除時に致命傷を負っていればそのまま事切れる可能性もある
- 傷創を無視する力
- どんなに傷つこうとも十全として振る舞える 少々の傷であればすぐ治るが、一度で死に至れば無視もできない
- 存在を無視する力
- いなかったかのように振る舞う力 物質透過から存在感を消すといったことまで
- 硬度を無視する力
- どんなに堅い物質であってもたやすく削ることができる
- 輪廻を無視する力
- 輪廻転生、生まれ変わりといった概念の無視 神鬼/鬼神がこの力で殺されると必ず神器と化す
- 方向を無視する力
- この力で物体に触れた場合、瞬時に運動エネルギーが0になる。発生した余剰エネルギーは音、光、熱などに変換される模様。
- 境界を無視する力
- 封印や境界はそのままに通り抜けることができる力 近場であれば持ちだすことも可能
- 変化を無視する力
- 外的要因による変更をなかったことにする力 傷つけられないわけではないが傷がなかったことになる
- 位相を無視する力
- ゆらぎを無視する力 複数の次元や世界にまたがって存在出来る 異界渡りの力
- 寒冷を無視する力
- 寒さを無視する 自分のまわりだけぽかぽか小春日和
- 病毒を無視する力
- 毒の無毒化 アレルギーや病原菌といったものも無害化できる
- 均衡を無視する力
- 保たれている状態を崩す力
- 否定を無視する力
- 他者を否定する力たる無辺無道を無視する力
- 識別を無視する力
- 自身を識別することを妨害する 鑑定、記憶、想起、同定といったことが不能になる
- 無を無視する力
- 無の否定 無から有を生み出す力
- 虚構を無視する力
- 噂、不確定な事象を事実にする かもしれない、真偽不明という限定的な状態を真にする力
- 距離を無視する力
- 遠く離れた場所を間近であるかのように扱う 遠方へ一歩で赴き 遠くのものを一瞬でつかみ取る
- 顕現 距離感を無視して見たままの尺度でものを扱う 星すら握りつぶすことが可能
- 強度を無視する力
- 変形や破壊に対する抵抗力を無視する
- 顕現 概念的な強固さを無視する 世界をあやふやにする力
- 色彩を無視する力
- 自身の周囲をモノトーンにする。色を塗ることでモノの性質をよりその色らしいモノに変化させることができる
- 数を無視する力
- 敵の数を無視する。その結果敵が多ければ多いほど見かけの力が上昇する。
- 顕現 魂(無辺無道)を『一つ』しか持てないという制約を解除する
- 逃避を無視する力
- 近くにいるものを逃走できなくする
- 顕現 情報や魂といった概念存在も結界外にでることができなくなる
- 彼此を無視する力
- こちらとあちらを入れ替える能力
- 顕現 情報や魂など概念事態を入れ替えることができる
- 自他を無視する力
- 自分と他者の要素を混ぜて割ることができる。当然人格は崩壊する
- 質量を無視する力
- どんなに重いものでも運ぶことができる。
- 顕現 重力崩壊するレベルの質量を持ったとしても黒洞になることがない
- 芳香を無視する力
- 完全な無臭を実現する
- 顕現 匂わせる、きな臭い、といった怪しいと感じる雰囲気を消すことができる
- 容量を無視する力
- 胃袋など一定の範囲にいくらでも物を詰め込むことができる
- 顕現 結界を入れ物とすることで能力の範囲を拡大する
- 言語を無視する力
- あらゆるヒト、器物と会話することができる。
- 形状を無視する力
- 触ったモノの形状を自由に変化させることができる
- 顕現
- 遮蔽を無視する力
- 遮蔽物を透過して見る、聞く、攻撃するといったことができる。
- 律動を無視する力
- 繰り返し起こる現象を無効化する。
- 顕現 阿吽の呼吸のような『律動(リズム)』によってなりたつ人の輪を断ち切り社会性を破壊する
- 生を無視する力
- 不死や器物など本来死なないものであっても、生きているならば何であっても殺すことができる
- 顕現 殺したものを『死んでいないが生きてもいない』人形のように使役することができる
- 縁を無視する力
- ヒトの縁を切ることができる。そこに自分が滑り込むことでそのものに成り代わることが可能
- 顕現 縁起、つまり事の起こりと終わりを起こさせない。何も始めることができず、なにも完結しない。
- 知を無視する力
- 能力発動中は、能力使用者を一切、知る(理解する)ことができない
- 顕現 この結界内では自身のことから知覚、息の仕方に至るまで、あらゆる情報を知ること知っていることができない
- 喪失を無視する力
- 一部がこの世から失われたモノや穴の開いたものを十全に使用できる
- 顕現 世界から失われた命を呼び戻すことができる。
- 兆候を無視する力
- 起こりそうなことを一時的に止めることができる。
- 忘却を無視する力
- この能力保持者は一切の記憶を忘れることができない
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