どぷりのめも

神鬼/鬼神の遺骸、中身のかけた神の器
神鬼/鬼神が没する際に稀にのこす、一種の聖遺物である

その形は神鬼/鬼神の思い入れがあったものになることが多いが一定しない
武器や道具の他、衣服や装飾品、果ては建造物のような物まで存在した

神鬼/鬼神が持っていた無辺無道や権能を宿しており、これらを行使することができる

特に無辺無道を扱えるという効果は絶大で
これを持つものは神鬼/鬼神と渡り合えるとまで言われる

とはいえ無辺無道は大きく制限され、単一の効果を発揮するにとどまることが多い

権能においても、ため込んだ信仰の力を使い尽くせば効力を失う

万能の力をもたらす物ではないが、とてつもなく強力な存在である

ごくごく稀にではあるが神器から神鬼として産まれ直したもの
使用者が神鬼になったものも存在する

　

神鬼の加護を得た道具
刀剣、鎧、杖、櫛、簪などなど媒体はさまざま

神鬼が直接作り出したものの他、想いを重ねた道具が変じたり
強力な神鬼を信仰している生産系技術者が稀に生み出すことがある

使い手がその神鬼を信仰している必要は無く、誰でも使うことができ
器物に関連する神鬼の権能を一時的に借り受ける事が可能となる

水を司る権能を借り受ければ水の流れを操作したり
火を司る権能を借り受ければ火球を生み出すといったことができる
魔法の類いが一般的ではない世界ではあるが、器物を利用することで似た現象を引き起こせるのである


生産系の神鬼に制作を代行してもらうほか、別の神鬼に加護を新たに付与し直してもらうといったことも可能

道具のレベルによって内包できる加護の数はあらかじめ決まっている

符などに至っては使い捨てのものがそこそこ安価かつ大量に生産されており、手軽に入手するも可能である
もっとも神鬼/鬼神に抵抗しようとするならば一級品が必要になることは言うまでもない

　

異界より流れ着いた、または持ち込まれた不思議な力を持った道具の総称

この世界にはない技術、方法、リソースなどを利用しているため一点物が多く一貫性がない
それ故再生産や量産なども不可能ではあるが、物によっては半永久的に使えるようなものも存在する

不思議な力を持つものの神鬼が関与しておらず管理がしづらいため
その多くは個人所有や闇市への横流しになっていたりする


また、以前は漂着物として扱われていたが現在はその仕組み、構造が解析され
複製、量産されるなどして漂着物のカテゴリから外れることもある

バイクなどもその一つである

• 真器
  • 火車切広光（霊体特攻）
  • 蛍丸（刀身の再生）
  • 複製・天叢雲（恒久不変）

• 漂着物
  • 雀葛籠（内容量拡張）
  • 蚩尤の遺骨（武器作成）

• 神器
  • 天目一箇（鎧/変化無視・鍛鉄の加護）
  • 天羽々斬（剣/????・流水の加護）
  • 无界（太刀/方向無視）
  • 死して屍拾う者（鈴/輪廻無視）
  • 躯鉄大蛇尊（鎧/傷創無視）
  • ????（耳飾り/位相無視）